株式会社マツシマホールディングス新社屋にオリジナル西陣織壁紙を納入

京都を中心に、輸入車・国産車のディーラー事業を軸として食やアートなどの文化的事業も展開している、株式会社マツシマホールディングスの新社屋、コミュニティサロン天井部分にオリジナル西陣織壁紙を納入しました。

マツシマホールディングスのコーポレートカラーであるグレーを基調に、伝統的な市松模様と縦縞模様を組み合わせたシンボルマークを用いて、光の屋根のイメージで制作して欲しいとのご依頼でした。
「船底天井」という、茶室など和室の天井として採用されることが多い伝統的な「和」の空間を演出する天井に使用するため、見上げる角度によりシンボルマークの見え方が変化するよう緻密に計算し織り上げました。

微細な輝きが出るよう杢糸を使用し、且つ斜めに地紋を入れて生地の質感を出すと共に全体的にグラデーションを入れることで柄に奥行きを持たせ、織物ならではの上品な輝きを放つ作品に仕上げています。

またミーティングルームの椅子にはArt FabricのMiwaku013を張地としてご使用いただきました。
敢えてリピート柄ではないArt Fabricをご使用いただくことで、統一感がありつつも一点一点オーダーメイドで製作したような高級感のある仕上がりになっています。

写真提供：Kiwakoto produced by A-STORY Inc.

【今回使用された製品】
Miwaku013(gray)